将来の事を考えながら設計する

家族構成を考えて設計しても、誤算が出てくる

家を建てる際は、土地の広さも大切ですが、家族構成を考えて建てることも大切です。家族4人なら将来を見えて子供部屋2つは欲しい、それに夫婦の寝室も勿論ほしいとところです。それに洗濯物を干すのにやっぱり2階のベランダが良いので2階建てにしたいと、大抵の奥さん達は言うでしょう。しかし実際その通り建ててみると、子供達はそれぞれ大学を卒業して家からいなくなり、2階建ての家に夫婦が2人暮らしなんてことよくあることです。子供達が家にいるのは大学に行く子なら18年で、1人で部屋にいるのは精々8年位です。実際10年もいない子供部屋を2つも作ることが、果たして本当に将来の自分達や子供のためなのかじっくり考えた方が良いでしょう。

老後の事を考えるなら平屋がお勧め

歳を取って2階建ての家に老夫婦で暮らすのは楽ではありません。使わなくなった子供達の部屋の掃除や洗濯物を干すために、何回も階段の上り下りを繰り返します。2階建ては歳を取ってからの維持管理が、とても大変になってくるのです。そこでお勧めなのが、今見直されている平屋です。いずれ居なくなる子供達の事を考えるより、将来の老後の事を見据えるのも大切です。平屋だと部屋数が余り取れないと考えるかもしれませんが、設計次第では夫婦の寝室と子供二人の部屋も十分取れます。余りないケースですがもしも、子供達が同居を望むなら増築すればいいだけです。今は建築の技術も進んでいるので、予め増築できる設計にすることもできます。将来の微かな期待を残すのも良いかもしれません。